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バイキング、カラテカ入江報道で宮迫の名前を伏せる 放送時間も短く「身内に甘い」と批判殺到

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坂上忍

 カラテカ・入江慎也の闇営業疑惑と吉本興業からの解雇について各番組が報じている中、「バイキング」(フジテレビ系)の取り上げ方に批判の声が上がっている。

 7日発売の雑誌「FRYDAY」は、2014年に入江が吉本興業を通さずに芸人を仲介する、いわゆる“闇営業”をし、さらに仲介先が反社会的勢力も絡んでいるとみられる詐欺グループの忘年会だったことが発覚。事務所との契約を解消させられたことを報じた。

 バイキングでは、入江が闇営業を認めたものの、相手が詐欺グループであることは知らなかったこと、7日朝にツイッターにアップした謝罪コメントなどを紹介。「FRYDAY」では仲介された芸人として雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮がいたと報じられたが、MCの坂上忍は「第一線で活躍されている方もいらっしゃったと」と具体的な名前を出すことはなかった。

 また、金曜のコメンテーター、東国原英夫氏は「非常に顔が広いため、そういう(反社会的)グループが仮にいたとしてもおかしくないかもしれない」、アンガールズ・田中卓志は「あまりにも(知り合いが)多すぎてチェックできてなかったのかな」と分析。元週刊文春記者のジャーナリスト・中村竜太郎氏は入江本人から話を聞いたと明かしたが、音声などはなく、特集自体も15分程度と、後に報道された丸山穂高衆議院議員の話題の半分にも満たない時間だった。

 この内容に、視聴者からは「サラッと流した。身内に甘い」「短くない?宮迫の名前出せよ」「入江の問題には曖昧なコメントしかせず丸山議員の問題にはイキイキするの何なの?」といった声が相次いだ。

 「スッキリ」(日本テレビ系)では、どの行為が契約違反とされたのか、また闇営業のギャラは「FRYDAY」が報じた「1人100万円」ではないと吉本興業が否定したことなどにも触れた。スタジオの加藤浩次、ハリセンボン・近藤春菜はどちらも『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』所属。近藤は「吉本って芸人と事務所との契約書が何もない。闇営業などどういったことが禁止となっているのかという規則をきちんと作るべき」と意見し、加藤も同意しつつ入江の甘さを指摘した。

 また、フジテレビ系の『情報プレゼンター とくダネ!』では宮迫が歌っている映像なども流し、宴会に参加していた芸人の名前も報じた。入江に約11分電話取材して本人の音声を流し、宮迫にも取材していた。

 他の情報番組に比べると「バイキング」では具体的な音声・映像や、金銭に関する数字、入江以外の個人名などが一切出されず、コメンテーターからも入江の擁護とも取れるような発言が見受けられた。

 「建前なしの生ホンネトークバラエティ」というコンセプトを全うしたとは視聴者は受け取っておらず、反感を買っただけとなったようだ。

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