四方のコーナーに有刺鉄線板が置かれ、中央に畳針1000本が敷かれている。5分以内に決着をつけたい大谷は、いきなり奇襲を仕掛けた。負傷している右肩を攻撃され悶絶する場面もあったが、バックドロップで切り返すと、有刺鉄線板with顔面ウオッシュ。最後は、松永を捕まえ針の海に葬った。
見事、欠場明けの試合を白星で飾った大谷。「ホッとしています。終わったから言えるんだけど怖かったよ」と本音をポロリ。さらに「肩と相談しながらですけど、明日も出る方向で考えています」と本格復帰を示唆した。
また、リングサイドから見守っていた田中も「今日見た感じでは動けてる。本人との話し合いで、明日から組み込むかも」。早ければきょう25日の千葉大会から対抗戦参加も有り得るという。
デスマッチの刺激で完全に目覚めた大谷。しばしの充電を経て“アチチ”な男がリングに戻ってくる。