10・18千葉大会でTAKAみちのくを破り初戴冠を果たしたKAZMA。「相手は落ち目の選手。ベルト奪取は必然の流れ」と言い放つ新王者は、誰の挑戦でも受けて立つ構えだ。
「ベルトを持っている以上はK-DOJO最強を名乗らせてもらう。文句がある奴は挑戦してこい」
そして、真っ先に名乗りを上げたのが火野裕士だった。2人は11・14後楽園大会でベルトを懸けて戦うが、KAZMAにとっては自分の主張をより鮮明に打ち出す上で、願ってもない相手。
2人は同じユニットのΩ(オメガ)に属していたが、KAZMAは4月に離反。その理由について「アイツのせいでΩの軸がブレた。ヒールという立ち位置を忘れ、お客に媚びて笑いを取るようになった」と明かす。
後楽園大会では火野を叩き潰し、自分の考えが正しいことを証明するだけだ。
「これまでの王者は俺が団体を引っ張っていくと言っていたが、俺は好き勝手にやらしてもらう」KAZMAは絶対的なヒールとして新たな王者像の構築を目指す。