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訴訟沙汰に巻き込まれた大物音楽プロデューサー

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 山口百恵の“生みの親”として知られる、音楽プロデューサーの酒井政利氏が、デビュー前の男性演歌歌手にセクハラ行為をしたとして訴えられ現在係争中であることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。

 同誌によると、酒井氏を訴えているのはやなせひろみ(26)というデビュー前の演歌歌手とその所属事務所。やなせサイドの主張によると、昨年秋、イベントを通じて知り合った酒井氏と知り合い、昨年12月25日にやなせが所属事務所社長をまじえて酒井氏と会食。その際、社長がトイレで席を外すと、酒井氏がやなせに対して、事実だとすれば明らかにセクハラ行為にあたる性的な言動を繰り返したという。

 今年1月25日、やなせは酒井氏から新宿区内のホテルに呼び出され、酒井氏から「キスしよう」などと迫られたというのだ。さらには、酒井氏から勧められた飲み物を飲むと意識がもうろうとなったという。そのため、やなせと事務所は酒井氏に対して1100万円の損害賠償を求めて提訴。今年5月から裁判がスタートし、今後の展開次第では酒井氏が証人として出廷する可能性もあるという。

 「以前から、酒井氏に関してはそういううわさがあったが、あくまでもうわさだと思われていた。ところが、今回、裁判沙汰に発展。無名の歌手だけに“売名行為”と、とられても仕方ないが、今後の活動に影響を与えそうだ」(音楽関係者)

 酒井氏は「東京スポーツ」の取材に対し、「100%向こうの作り話。賠償金を求められているけど、そんなのビタ一文もやれない。反訴して事実をハッキリさせる」と怒りの反論。そのうえで騒動に発展したことを、「プロデューサーのさがかな。私は何でもおもしろがるクセがあるんです。それで放置してきたらこうなった。今回はそれがいけなかったかなあ…」と分析したという。

 今後の裁判の行方が注目される。

*写真イメージ

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