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局内では“セクハラ”有名だったのに…なぜフジテレビは元NHK・登坂アナを出演させた?

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松本人志

 今年1月発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK時代のセクハラ疑惑を報じられ、4月にスタートした同局系報道番組「プライムニュース イブニング」のメインキャスターを辞退していた、元NHKでフリーの登坂淳一アナが、15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した。

 番組は収録だが、登坂アナにとって、フリーになってから初のテレビ番組出演ならびにテレビ復帰の仕事となった。

 コメンテーターを務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志は、「(NHK時代の登坂のファンからの愛称である)“麿(まろ)”と呼んでいいのか、それか“下り坂”さんと? 状況を考えたら下り坂さんかと」とかなり困惑気味。

 登坂アナはセクハラの事実関係を認め、相手の女性と和解が成立していたことを説明した。

 これまで、酒の席での失敗について聞かれると、「ないです。お酒の席にそもそも、そんなに行かない」。さらに、「新しい番組をせっかくオファーいただいたのに、騒動になってしまってすごく迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ない」と謝罪。

 松本から強烈なツッコミを受けるひと幕もあったが、うまく乗り切ったのだが…。

 「局内では登坂アナの出演について賛否両論だとか。登坂アナの過去のセクハラはNHK局内では有名な話だっただけに、フジの上層部の“身体検査”の甘さが指摘されている」(テレビ局関係者)

 そんな中、登坂アナが出演に至った理由について「週刊現代」(講談社)が報じている。

 同誌によると、登坂アナは大手芸能プロ「ホリプロ」に所属。同社には綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子らが所属しているが、看板ドラマの「月9」のキャスティングが難航していることもあり、同社の女優陣に月9ドラマに出演してもらうことをもくろみ、登坂アナを出演させることにしたというのだ。

 登坂アナは事務所選びに成功したようだ。

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