CTU解散で新日プロの軍団闘争に新展開だ。
この日の最終興行で3年間の活動に終止符を打ったCTU。長州力現場監督、蝶野正洋、越中詩郎、ブラック・ストロング・マシンらとレジェンド5人で新ユニットを発足したライガーはメーンでAKIRAと組み、GBH入りした邪道&外道と対戦した。
試合開始早々から場外戦に持ち込まれ、ドヒール軍団GBHのラフ殺法で袋叩きになった。終盤こそライガーボムで一矢報いたが、最後もかつての盟友・外道のスーパーフライの前に3カウントを献上し、CTU最終興行をGBHに完全制圧されてしまった。
さらに試合後にはリング上で旧CTUメンバーだった稔、ミラノコレクションAT、プリンス・デヴィットに加え、メキシコ遠征から凱旋した後藤洋央紀が結託。稔が「オレらといま休んでいる中邑を加えた5人のイケメン軍団で新日本のど真ん中突っ走るから」とイケメン軍団(仮称)の発足を明らかにした。
GBH入りした邪道と外道ばかりか、イケメン軍団を結成した後藤洋や稔にも決別を宣言されたライガー。大会終了後は怒りに打ち震えながら「きょう組んだAKIRAだってレジェンド。これからはAKIRAを加えてやっていく」とし「それに新日本から去っていったレジェンドが何人いると思ってるんだ。これだけだと思うなよ」と語気を荒げた。
新戦力の投入を予告したライガー。果たしてレジェンド軍の新助っ人とは一体誰なのか、CTU解散に伴い新日プロの政権再編が慌ただしくなってきた。