昨年は過去最大の27万人を超える来場者を集め、出展企業も過去最多の352社となったが、その好調の理由を登壇したCESA会長・鵜之澤伸氏は、「会場の拡大や、イベントの充実などが成功に繋がった」と分析。今年は『PS4』、『Xbox One』などの次世代機の登場と、ソーシャルゲームの進歩により、「例年より更に注目度は高くなるだろう」と語り、今年の東京ゲームショウのテーマを、『GAMEは変わる、遊びを変える。』と発表した。
協賛の日経BP代表取締役社長・長田公平氏は、「昨年は、アジア15カ国から103社の出展があった」とアジア諸国からの出展数増加に言及。「2014年もこの勢いを伸ばし、ゲーム業界の国際化を推進していきたいと」と意気込みを語った。今後はフィリピンでもゲームイベントを開催し、同地でPRを行い、更なる海外出展社数増加を狙っていくとのことだ。
また、今年は昨年を超える来場者が予想されることから、前回、目立った混雑緩和のために、大型出展エリアを南北壁際に分割して配置することが試みられる。これにより一般来場者の入り口を変更し、1.5倍の広さを確保、待機列の減少を狙う。さらに、案内看板やデジタルサイネージの拡充、会場内外にベンチシートを増設することや、飲食コーナーのテーブル増設などにより来場者の満足度を高める設備の設置も行う予定だ。
会場は前回と同様に幕張メッセの展示ホール1〜9と、イベントホール、国際会議場を使用。追加情報については、2014年5月以降、順次公開される予定となってる。(斎藤雅道)