水卜アナによると、加藤はインフルエンザではないそうで、それを聞いた共演者らは、ほっとした表情を浮かべていた。欠席の加藤に代わる等身大のパネルを持って登場したハリセンボンの近藤春菜は「1日ゆっくり休んで、明日、元気になって出てください」とメッセージを送り、テレビ越しに加藤の体調を気遣った。
過去には「めちゃイケ」の収録や腹痛で欠席をしたことがあったものの、病気で当日欠席することは珍しい。メインMCを張っているだけに、少々物足りなさも感じられたが、水卜と近藤の力もあって番組は最後まですんなりと進行した。
しかし、ネット上では「加藤さんを見ないと1日が始まった感じがしない」「普段気にしたことなかったけど、加藤がいないと寂しい」という声が多く聞かれることに。加藤の不在を残念がる声が多くあがったのだ。
実は、加藤は今年の3月に番組を降板することが噂されていた。原因は、同時間帯の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)や『とくダネ!』(フジテレビ系)に視聴率で負ける日が多かったからだ。去年から水卜アナを投入し、同時間帯の安定した視聴率トップを目指しているものの、それが達成できなければ、番組打ち切りもあり得るというのだから穏やかではない。
「加藤さんは以前、『スッキリ』のギャラは1本8万5000円だとテレビで明かしていましたが、実際は年間1億円とも言われていて、降板ともなればそれこそ痛いでしょう。今のところは日テレは継続の方向で進んでいますが、今後はどうなるか分かりません」(テレビ関係者)
となると、視聴者に存在感を示すことができた今回の欠席は、ある意味正解だったのかもしれない。