この日番組では、反社会的勢力の忘年会に出席し、金銭を授受していた芸人11名が吉本興業から謹慎処分を受けたことを取り上げた。25日の『ビビット』(TBS系)ではお笑い芸人の千原ジュニアが「1人の芸人が、いわば自業自得ですが、死んだわけです。先輩である2人が矢面に立って質疑応答込みの記者会見を開くべきだったんじゃないかと」と、宮迫博之と田村亮がこの問題について記者会見を開くべきと発言したことを紹介した。
ジュニアのこの発言に坂上は、「僕もやっぱり会見した方がいい」としつつ、「吉本興業さんは解雇じゃなくて謹慎にした。謹慎っていうのは重いけども、セカンドチャンスがあるわけですよね。吉本興業所属でのセカンドチャンスがある」と指摘。さらに「だったら、セカンドチャンスを得るためにも、復帰するときの会見なのか、今会見なのか、どっちが辛いかといったら今でしかないと思うわけ。完全に今の方が辛いと思うわけ。その時になんらかのケジメみたいなのを付けておいた方が(いいと思う)。後々のこととかあんまり考えちゃいけないんだけどね」と持論を展開していた。
しかし、この発言にネットからは、「セカンドチャンスを与えるにふさわしい人物とは到底思えないけどね」「逆を言えば復帰がなければ会見もいらないってこと?解雇だとしても会見するレベルでしょ」「復帰なんてしなくて結構。どうして会見ありきで復帰させ、許さなきゃいけない意味がわからない」などと批判的な声が集まってしまった。
「24日にはツイッターでお笑い芸人の陣内智則が、『もちろん己の身から出た錆。影響力のある立場として反省を』としつつも、『ただ、十分に反省した上でいつか謹慎が解けた際には、お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!』とコメント。一度嘘をついていたということで解雇を求める声も大きかったことから、反論が殺到する事態になりました。今回の坂上の『セカンドチャンスがある』という発言についても、復帰を前提としていることに疑問に感じた視聴者も多く、疑問視する声が集まっています」(芸能ライター)
いまだ芸人たちへの批判の声が多く集まっている今回の騒動。会見が必要と考えているネットユーザーは多いものの、会見と復帰はまた別の話になるようだ。
記事内の引用について
陣内智則公式ツイッターより https://twitter.com/jinnai_tomonori