豊かな自然や様々な国の文化を紹介するCBCの「地球大紀行スペシャル」。今回は、ナビゲーター役の玉木がトルコ共和国を東から西へ横断し、前回のカリブに続き、初めて見る感動が半減してしまうため下調べはあまり行わないというポリシーのもと、一日の移動が4、5時間で、泊まる場所も毎日違うという旅を敢行。すべて私服で通すこだわりようで、偶然出会った人との触れ合いなどをとおして、トルコやイスタンブールを紹介する。
会見では、初めてのトルコ訪問となった今回の旅で、トルコの印象がそれまで持っていたものと「まったく違うものになりました」と紹介した。西洋と東洋の境界にあるトルコでは、「交流して共存すること」がテーマとなっており、トルコは「生きることと平和を強く願っている国なのではないか」と感じたという。昨年3月の東日本大震災以降、「生きる」ということを改めて深く考えていたので、「生きる」という点で、トルコの旅が現在の自分とリンクしたことを語った。
また、これからトルコを訪れてみたいと考えている人へのアドバイスとして、イスタンブールは行きやすい場所なので、1回目の旅で街に文化が混在している様子を見て、2回目にその多様性のルーツを探るという方法がよいのではないかと勧め、同席したCBCのプロデューサーから、玉木が仲良くなった現地ガイドとうちとける場面もあり「玉木さんの素の顔も見ることができる」と番組の見どころが紹介された。(竹内みちまろ)