ダービーで6着とメンバー最先着を果たした、ゴールデンダリア。「使い詰めで調子のピークが過ぎていた」(二ノ宮調教師)状況を考えれば、実力の片鱗は示したといえ、決して悲観する内容ではない。
秋に備えて放牧に出した効果も大きい。「春より背丈が伸びたし、体も幅が出てひと回り大きくなった。どっしりと落ち着きもある」と目を細める二ノ宮師。レースが待ち遠しくてたまらない様子だ。
ここまで山のようなケイコを積み、出走態勢は万全。ベストパフォーマンスが期待できそうだ。
【最終追いVTR】2週連続、柴田善騎手を背にWコースで追われた。5Fからジョウテンロマンを3馬身追走。4角で内から馬体を併せると、抜群の手応えで一杯の相手を圧倒。自身は馬なりで楽々併入した。万全の態勢が整った。