また同日夜に放送され、歴代レギュラー陣が集結した3時間生特番「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」は28.1%を記録。国民の関心の高さを伺わせたが、一夜明けた1日、同枠の新番組「バイキング」の放送がスタートした。
同番組はMCとレギュラーが曜日ごとに代わるが、1日は火曜日で、MCはEXILEのTAKAHIRO。レギュラーは女優の江角マキコ、石田純一の娘でモデルのすみれ、お笑いタレントの友近と小籔千豊、お笑いコンビの平成ノブシコブシ、そしてビッグダディこと林下清志さん、進行役はカトパンこと同局の加藤綾子アナがつとめた。
TAKAHIROは冒頭で「エイプリルフールなので、きょうまで(自分が司会を務めることを)信じられなかったが、ここまできたらやるしかない」と気合十分の表情。江角は「タモリさんという港から船出させていただいた」と力を込めたが、肝心の内容は、大手検索サイト「Yahoo!」の検索ランキング急上昇ワードの紹介、江角の気になるワード、お得なランチ情報、レギュラー陣がSNSサービス「LINE」に投稿した画像の紹介、曜日対抗カラオケ歌合戦などなどどこかの番組の企画を“コピペ”したものばかりで目新しい企画はまったくなし。
TAKAHIROは同じEXILEのNAOTOと週替わりでMCをつとめるが、かなりぎこちなく、小籔がMCかと思うほどのフォロー。
TAKAHIRO以外はひな壇でのトークだったが、バラエティーに不慣れな林下さんはなかなかトークのタイミングが見つけられないなど、なんとも微妙な“船出”となった。
「局の上層部は同番組を実験的な位置づけにしていて、コケても気にしない。その代わり、徹底的にお金をかけない方針なので、目新しい企画がないのも納得」(フジテレビ関係者)
果たして、視聴率は?