◎カオスモス
○ラブリーデイ
▲コパノリチャード
△レッドアリオン
△テイエムイナズマ
シンザン記念4着カオスモスの今週の追い切りが絶好だった。力強い動きで坂路4F52.8秒、終い1Fは13.1秒とやや時計を要したが、阪急杯で人気になるロードカナロア等に続き、この日3番目の速さだった。前走後も短期放牧を挟まず在厩のまま調整しており馬は充実一途。好調キープであることは間違いない。好位で競馬できる器用さがありここでも大きく崩れることはないだろう。連勝馬券の軸にうってつけだ。
朝日杯FS以来となるラブリーデイの仕上がりもまずまず。新馬→野路菊Sを連勝し京王杯2歳S2着、朝日杯0.6秒差7着の実績はメンバー随一。NHKマイルへ向けた始動となるこのレース、完調手前は明らかだがそれでも軽くは扱えない。
前走・白梅賞を、あっさり、しかも5馬身差をつけて逃げ切ったコパノリチャードも魅力的な存在。この時期の3歳馬で、2走続けてマイル戦を1分33秒台で走れる馬はそうはいない。天性といえるスタートセンスと出脚の鋭さからスッと好位に付けられるセンスの良さも馬券を買う者にとっては実に安心して観ていられる(笑)。2走前の千両賞で先着を許したカオスモスとの再戦となるが、今度も際どい勝負になるだろう。
以下、シンザン記念で良い末脚を見せたレッドアリオン、朝日杯13着からの巻き返しを図るテイエムイナズマも馬を立て直してきており注意が必要。
【馬連】流し(3)軸(2)(6)(7)(10)
【3連単】フォーメーション(3)(6)(7)→(3)(6)(7)→(2)(3)(6)(7)(10)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。