○ウインバリアシオン
▲ショウナンパルフェ
△ショウナンマイティ
△カーマイン
△サトノタイガー
使い込んできた馬よりも権利取りを目標にこのレースに照準を合わせてきた馬の方が好成績を残している印象が強い。デビュー2連勝で臨んだ毎日杯で3着に敗れ、皐月賞出走の権利を逃してからここに向けて調整してきたトーセンレーヴから入る。ブエナビスタの半弟で将来性では世代一と評価される馬。こういった血統馬のダービー参戦は喜ばしいことであるし、ここをきっちり制して頂上決戦に臨んでほしい。
前走では、4角までハミをかんで走ったため、直線で伸びを欠いてしまったが、間隔を開けて気持ちをリセットした効果があり、この中間は随分と落ち着きが出てきたとのこと。リラックスして走れさえすれば、1F10秒台の脚を使える馬。最終追い切りでも、ゴーサインがでてから素晴らしい反応を見せ、沈むようなフットワークで相手を一気に突き放して見せた。仕上がりは9分以上。目立った馬もおらず、このメンバーなら負けられないだろう。ウインバリアシオンとショウナンの2頭を相手本線に、カーマイン、サトノタイガーあたりを3連単の穴に抑えておきたい。
【馬単】流し(10)軸(4)(5)(7)(8)(9)
【3連単】フォーメーション(10)→(4)(9)(12)→(4)(5)(7)(8)(9)(12)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。