元芸能人がYouTuberとなり、不祥事を起こしてしまうケースも2017年に発生している。問題を起こしたのは、吉本興業で「バッチグー」というコンビでライブに出演していた「モックン」という人物。芸人ならば話芸で人を惹きつけるべきだが、この男は犯罪行為を動画にして、視聴数を稼いでいた。
中でも大炎上したのが、「パン屋さんで精算前にパンを食べる」という動画。モックンなる人物は、「後からお金を払えば大丈夫」と豪語し、精算前にバクバクとクリームパンを食べる。
撮影者がゲラゲラ笑う中、モックンなる人物はトレイになにも載せずに会計へ。店員の高齢女性が戸惑う中、「美味しっすね」とお金を渡した。このケースは店員が高齢女性だったため、逆に「美味しかった?」などと聞き、警察に通報するようなことはなかった。
さらに、モックンなる人物はスーパーでも精算前のパンを食べ、同じようにビニールだけをレジに持っていき、「チャレンジ成功」と笑った。この動画は「普通に犯罪」「万引き行為だろ」などと炎上。そのほかにも「他人に迷惑を掛ける」動画を投稿し続け、怒りの声が相次ぎ、「モックンチャンネル」に動画が投稿されることはなくなってしまった。
モックンなる人物は2019年9月、友人のYouTubeチャンネルに出演。炎上について、「チャンネルが駄目になったので編集などを勉強している」「逮捕はされてない」「店に謝罪に行った」と話し、「視聴者様と関係者様にご迷惑をおかけしました」「不快な思いをさせて反省している」「迷惑を掛けることは気をつけたい」ともコメント。
炎上後、スタッフが離れていったそうで、何もできないため動画が別のチャンネルで撮影から編集を学び、「モックンチャンネルを復活させていきたい」と意気込んでいる。現在のところは、反省しているようだ。
過ちを経験したモックンチャンネル。今後もし復活するのなら、他人を不愉快にさせる内容は控えてもらいたいものだ。