9月8日、NHKの籾井勝人会長は定例会見で、「ぜひ紅白歌合戦に出場してほしい」とSMAPにラブコール。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長への直接交渉にも前向きな考えも示した。また、21日には同局の放送総局長が、「出場してくれる方々の気持ちが一番大事」とコメントした。
SMAPはこれまで、「紅白」に23回出場し、大トリを務めたのは5回。2003年の「第54回 NHK紅白歌合戦」で初めて大トリを務めたが、当時までグループがトリを務めたことはなく、歴史に名を刻んだ。また、トップバッターとトリの双方を経験した史上初のグループにもなった。さらに、中居正広に関しては、司会を6回務めている。1997年の「第48回NHK紅白歌合戦」で初司会を務めた中居は、当時25歳。白組司会の最年少記録を打ち立てた。「紅白」にとって、SMAPは小林幸子や美川憲一、北島三郎といった大物歌手と同様に、なくてはならない存在となっていった。
「NHKとしては、何が何でもSMAPに『紅白』に出てほしいと願っている。12月31日の話題をやはり、独占したい。毎年、サプライズ出演をひた隠しにするNHKが、出演オファーを公表したのは異例。籾井会長の直接交渉発言には、NHK関係者の間で若干の戸惑いムードが漂っていたようですが、それほど必死ということですね」(芸能関係者)
現在、SMAPの「紅白」出場は厳しいという見方が強いが、大逆転はあるのか!? 非常に気になるところだ。