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オールカマー追い切り ドリームジャーニー鋭伸

 今秋は天皇賞・秋→香港の構想を描くドリームジャーニー。ここはいわば前哨戦だが、陣営は「勝つつもり」(池江寿調教師)と、“叩き台”の考えは一切ない。

 前走後はグリーンウッドでしっかりと充電。完全復調した春から、さらにパワーアップして帰ってきた。池江寿師は「宝塚記念(1着)の疲れはすぐ取れた。数字は変わっていないが、見た目にもひと回り大きくなり、しっかりと筋肉もついた」と説明する。
 先にはビッグレースが控えるだけに、さすがに目イチの仕上げではないが、「宝塚以上に仕上げると、それだけで秋が終わっちゃう。それでも、体質は強化されている。グランプリホースなので恥ずかしい競馬はできない」と指揮官は力を込める。
 「全力投球」の言葉を素直に受け止めて良さそうだ。

 【最終追いVTR】池添騎手を背にCWコースで6F82秒4→66秒3→51秒5→37秒6→11秒4(直一杯)をマークした。例によって終い重点の追い切りだったが、ゴール前はこの馬らしいシャープな伸びを発揮した。久々だが、馬体もきっちりできあがっており、仕上がりは良好だ。

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