プレゼンターの小籔千豊が、この説を紹介するやいなや、スタジオメンバーは「えー!」「これダメですよ」と反応。VTRを観るまでもなく、大変なことになると懸念した。
今回、漫才協会に所属するナイツがモニタリングし、東京丸・京平とおぼん・こぼんでドッキリを行うことに。漫才協会でも、特別に仲が良いという東京丸・京平のドッキリはうまくいったものの、おぼん・こぼんのドッキリでは修羅場になるだろうと予想する塙宣之。
塙曰く、もともと二人の仲の悪さが激しく、現在は8年間私語をしていない状態だという。さらに3年前、彼らが舞台上で殴り合いのケンカをしていたことが明かされた。
ドッキリでは、解散を持ちかけないといけないにも関わらず、仕掛け人のおぼんが、具体的な話題を持ち出さずに「謝れ」と言い出したため、空気は不穏な状態に。その後、2人は言い合いとなり、口ケンカに発展。最終的にターゲットのこぼん側が解散を切り出すという最悪の事態を招いた。
ナイツがおそるおそるネタ明かしをしたが、こぼんは「シャレになるドッキリとならんドッキリあるで」とおしぼりを投げつけ激怒。ナイツは謝罪し、おぼんが帰った後も、これまでの経緯をこぼんに説明していた。
「なんとか解散は免れたようですよ。番組では、漫才協会がプラスになるならとおぼんがドッキリを受けたこと。こぼんがVTRの放送を許したこと、解散ドッキリのあとも寄席に立って爆笑を取っていたことなど、フォローしていました。しかし、スタジオメンバーはもちろん、ネットでも“ショックが大きい”、“もうおぼん・こぼんで笑えないわ”、“マジすぎて怖い”とグッタリした人が多かったようですね」(エンタメライター)
番組の説は立証された形になったが、なんとも後味の悪い結果になってしまった。しかし、おぼん・こぼんが検索急上昇ワードに入るなど、知名度が向上したのは間違いない。今回の件をきっかけに、寄席を観に行く人が増えることを願うばかりだ。