今回、いわゆる“ヤラセ”に乗っかるか……という企画で、ドッキリ的に挑戦したのが、あばれる君、パンサー・尾形貴弘、バッドナイス(内田英輔、バッドナイス常田)の3組。あばれる君に対しては、行きつけのお店を紹介するニセ番組で、お店が急きょ撮影NGに。番組側が用意した飲食店で“常連のフリ”をしてほしいとお願いされるというもの。尾形に対しては、“広島東洋カープのファンである”と認識したスタッフが彼をキャスティング。カープファンがいるお店に、野球をする人数すら知らない尾形が“いちファン”として参加するという内容だった。
「多少おかしな部分はあったものの、何とか2人は乗り切っていましたが、心配だったのがバッドナイスです。『水曜日の〜』のニセ企画で、母親と若手芸人が共演するニセ企画だったのですが、急きょ母親が出演NGとなり、エキストラで代役を立てるという話になりました。常田は事前に『水曜日の〜』の別ニセ企画で“ヤラセ”を交えて参加しており、“この番組はヤラセが蔓延している”と刷り込まれていたので、エキストラもすんなり受けていましたね。スタッフに“水曜日さんはリアルっていう噂しか聞いてなかったんすよ”と驚いていたのが印象的でした」(エンタメライター)
なんとか2人は企画を遂行。検証結果として「演者にヤラセの罪はない」と締めくくった。
「最後の一文がネット上で“『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のことを言っているのでは?”と物議を醸しています。『イッテQ』と言えば、昨年ヤラセ問題があったばかり。このメッセージが、同番組の演者に伝えたいことなのか、騒動をイジっているのか、番組批判をしているのかなど、憶測を呼んでいますが、こうした反応も含めて番組側の策略だとは思います」(同上)
何かと話題を振りまくことの多い、『水曜日のダウンタウン』。これだけ世間を驚かせる番組も少ないので、今後もスタンスを崩さずに継続してほしいものだ。