最近のエビといえば、「つかちゃん」の愛称で知られる塚田僚一の独走状態にある。どんなにすべっても、「金髪・筋肉・塚ちゃんです!」、「ズンズンチャンツカツカ塚ちゃん」、「よろしくお願いしマッスル」と持ちギャグを披露できる強心臓も、セールスポイントだ。
塚田だけがフィーチャーされているエビだが、ダンススキルがズバ抜けて高い。同時に、個性派集団でもある。たとえば、河合郁人。自己アピールできる手段として手に入れたのが、ジャニーズものまね。SMAP・木村拓哉、嵐・松本潤、Sexy Zone・菊池風磨などは、番組尺を考えたコンパクトサイズでお届けできる。
センターの橋本良亮は、最年少の22歳。今夏には、1か月でおよそ15?の減量に成功。体脂肪を3%にまで絞り込んで、8月には初の単独コンサートを成功させた。
存在は地味ながらも今年、演じることにもっとも恵まれたのは戸塚祥太。春には、初の主演映画『恋するヴァンパイア』が公開され、同時期に上演された主演舞台『広島に原爆を落とす日』では、丸坊主になった。続く初夏には、昼ドラ『癒し屋キリコの約束』(フジテレビ系)に出演。先月は、戦争映画『日本のいちばん長い日』がロードショーされた。
そんな5人による、満を持してのCDリリース。ジャニーズ恒例の初登場第1位を達成できるかも、大きな見どころだ。