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スパーキングレディーC トーセンジョウオーが逃走V

 9カ月ぶりに強い“女王”が帰ってきた。夏のダート女王決定戦「第12回ホクトベガメモリアル スパーキングレディーC」は16日、川崎競馬場で行われ、4番人気のトーセンジョウオー(牝7歳、船橋・川島正厩舎)が、まんまと一人旅を決めた。

 4角まで手綱を持つ手はピクリともせぬまま。9カ月のブランク、別定57kgをものともしない強さで、10個目のタイトルを狙ったメイショウバトラーとの初対決を制し、重賞V7を達成。ダート女王の座に返り咲いた。
 「折り合えれば強いと思ったし、休み明けを感じさせないすごいパワー」と新パートナーの戸崎圭騎手は絶賛。脚部不安で休養していただけに、次走はこれから検討されるが、川島正師は「本当に強い。また牡馬にも挑みたい」と話していた。

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