同作ではこれまで、女優の神田沙也加をはじめ、歌手の島谷ひとみ、映画『君の名は。』で声優を担当した上白石萌音などがアン役を担当。有名人を多数輩出してきた登竜門的作品だ。美山も「今年は去年を越えていきたいです!」と意気込みを見せている。
美山といえば、2004年放送のドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(フジテレビ系)に出演。天才子役として注目を集め、ドラマ以外でも映画、舞台などで活躍してきた。さらに、近年は声優としても活動しており、昨年放送されたアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」(テレビ朝日系)では、主人公役を1年間務めあげている。
「美山は4月からスタートするアニメにも出演が決まっており、声優も順調のようです。まさに、子役から女優のシフトチェンジに成功した例でしょう。舞台女優や声優をこなすという点で、将来的に戸田恵子のようなポジションの女優に成長するかもしれませんね。」(芸能ライター)
また、美山同様、子役から俳優への脱却で注目されているのが、CMキャラクター「こども店長」で知られる加藤清史郎だ。現在16歳となった加藤だが、今月7日放送の人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)に出演することが話題を呼んでいる。
前回放送の予告では、加藤の名前と映像が紹介。その成長ぶりに、ネット上では「かっこよくなりすぎてる!」「イケメン俳優の有望株だな」と歓喜と期待の声が寄せられた。
「人気子役の場合、その後、イメージを引きずり過ぎ、成長期に仕事がなくなるパターンあります。しかし、最近では美山や俳優の神木隆之介など、うまく役者にシフトチェンジするパターンも増えてきています。ビジュアル・演技力の成長ももちろんですが、活躍できる場自体も以前より広がっているのかもしれません。」(同・ライター)
たくましい青年に成長した加藤も、今後、脱子役に成功する姿を期待したい。