同ドラマは2012年から放送されている刑事ドラマシリーズ。捜査一課長を演じる主演の内藤剛志が、400人以上の部下達を統率し、難事件に挑むものだ。今回、安達は女性刑事役として、内藤の右腕となり活躍する。
二人の共演は、1994年、95年と放送されたドラマ「家なき子」(日本テレビ系)以来で、23年ぶりとなる。内藤は主人公演じる安達を虐待する飲んだくれの父親役を演じた。また、安達の当たり役としても知られ、「同情するなら金をくれ!」というセリフは、94年の新語・流行語大賞にも選ばれている。
そんな新ドラマへの出演を控える安達だが、ここ最近、女優として多忙な日々を送っている。安達は今期放送のドラマ『リピート〜運命を変える10か月〜』(日本テレビ系)、『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)、『海月姫』(フジテレビ系)の3本の作品に出演。さらに、来月にはウェブドラマ「不倫食堂」(フジテレビオンデマンド)への出演も決まっている。
「特に、『海月姫』では、縦ロールのツインテールに幼児言葉を話す強烈なオタクキャラを演じ話題を呼びました。芸歴34年の安達ですが、ドラマのホームページでは幼児言葉に苦戦したと明かしています。しかし、この演技は原作ファンをはじめ多くの視聴者を魅了したようです。」(芸能ライター)
刑事役、オタクの女性、さらに「不倫食堂」では人妻役を演じ、小料理屋の女将姿が公開されている。こうした幅の広い役を演じることができるのも、長い芸歴がなせる技なのだろう。
「安達の持ち味といえば童顔です。しかし、子役のイメージが強すぎたため、長い間キャリアはあっても使いにくいとも言われていました。しかし、36歳になった今は、むしろ変わらない童顔をキープしている部分が、注目されているようです。」(同・ライター)
童顔を活かしたハマり役をはじめ、童顔がギャップになる大人の女性までを演じきれることが、彼女の強みになっているようだ。