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イジリー岡田、芋洗坂係長、下平ヒロシ、大堀恵ら、ステージから踊って笑って、被災地に元気を!

 イジリー岡田、芋洗坂係長、下平ヒロシの3人が率いる演劇ユニット「東京アンテナコンテナ」が、4月12日銀座博品館劇場にて、「Everyone for All〜みんなが、みんなのために〜」と題した緊急チャリティーライブを行った。

 ゲストにSDN48の大堀恵、タップダンサーであり、映画『座頭市』(2003年)に出演などで知られるHIDEBOH、ロック歌手の内田裕也とともに先日宮城県石巻市を訪れパフォーマンスを行ったばかりのギタリスト・三原康可らが招かれ、笑いはもちろん、歌あり、踊りありのステージが披露された。会場には400人もの観客が集まった。

 イジリー岡田、芋洗坂係長、下平ヒロシの三人が並んで登場、トークがはじまると、会場は瞬く間に笑いの渦に包まれた。

 下平ヒロシのテンポの良いトークのもと、近年R-1グランプリ等で人気の芋洗坂係長が、歌や、踊り、ゲストのHIDEBOHとのタップの共演を見せ、会場を沸かせる。イジリー岡田も所属事務所の後輩、大堀恵らを招き、やはり踊りを絡めつつ出演者らと軽快なトーク、相変わらずの人気ぶりを見せつけた。

 入場料は観たお客さんがそれぞれに決めて募金箱へ投入という、今回のライブ会場となった銀座博品館劇場が無料で会場の貸し出しをするという協力のもと、実現した。

 グッズ等も販売され、その売り上げも全て、日本赤十字社を通して被災地に寄付された。

 ステージ終了後のフロアでは募金箱を設置したテーブルの向こうから、出演者らが、和やかに観客を出迎えた。

 東京アンテナコンテナは、7月16日〜18日にも博品館劇場にて公演を行うという。この際の収益の一部も義援金として、日本赤十字社に寄付される予定だ。
(名鹿祥史)

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