今年は全8戦で行われるグローバルスプリントチャレンジに参戦。第1戦のクールモアライトニングS(豪GI)、第2戦のキングズスタンドS(英GI)を連勝するなど、32ポイントを獲得。第5戦終了時点で断然のトップに立っている。
シリーズ優勝の条件は3カ国以上に出走し、42ポイント以上獲得した馬の中で最高得点を得ること。また、3カ国でGIを3勝以上すると100万米?のボーナスが与えられる。第6戦にあたるここを勝てば20ポイントが加算され、シリーズ優勝&ボーナス獲得が確実になるだけに、関係者のモチベーションも高い。
来日は23日。滞在先の英国から15時間をかけてのフライトだったが、疲れも見せず、白井の競馬学校では連日キャンターで乗り込まれている。
もっとも、軽い芝への適性は未知数。「結果は神のみぞ知るところ」とモートン調教師は泰然自若の構えだが、「環境の変化に動じることもなく食欲もおう盛。体調は何の問題もないよ」と不安より期待の方が大きい。
テイクオーバーターゲット(2006年スプリンターズS1着)に続き、その名を日本全国にとどろかせるか。