アルバレスとのストライカー対決に向け、得意の打撃を磨き「相手も右が得意ですが、そこでどう僕が右を生かせるか。拳で倒したい」と真っ向勝負する意向を示し「KOを狙う」と誓った。
アルバレスを沈めれば残るは決勝。川尻といえば、トーナメント2回戦でジム仲間の石田光洋が目の前で葬られてしまッた際に、ベスト4で青木と対戦する宇野薫とリング上で一触即発になり「宇野さん、やりましょうよ」とケンカ腰で食ってかかった一件がある。
それだけに、腹の中では決勝で宇野との遺恨清算マッチを臨んでいるかと思いきや「今は特別どうこうない」「青木クンとの対戦の方がPRIDEファンは喜ぶでしょう」とPRIDE頂上決戦を切望した。
初代ライト級王者になるべく「とにかく一歩も引けない」。DREAMの称号取りにクラッシャーが猪突猛進する。