松下は、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で水木しげるの妻を好演している。放送初回こそ14.8%(関東地区ビデオリサーチ調べ)と朝ドラ史上最低のスタートだったが、ジワジワと数字を伸ばし、20%前後をキープしている。また、ドラマ以外でのNHKへの貢献度も高く、歌番組「思い出のメロディー」で司会を経験してもいる松下。NHKにとって話題性も十分で司会にはもってこいだ。
「松下自身もイベントで紅白司会のことを振られると『毎年見ていますので恐れ多いです。でもお話があれば…』とノリ気でしたね。この時期に話題になると昔はよく立ち消えになったりしたんですが(笑)、交渉はいくらか進んでいると考えていいのでは」(テレビ関係者)
一方、白組の司会者はというと…。
「去年16年ぶりに出場した福山雅治(41)と交渉しているようです。ただ福山の場合、大人気時代劇『龍馬伝』の貢献度で歌での出場は確実ですので、司会まで受けるかどうか。去年は、野外中継されていた時間の視聴率をハネ上げた実績がありますから、出ずっぱりでいてほしいというのがNHKの本音なのでしょうが」(前出のテレビ関係者)
こちらはまだまだ難航しそうだ。