堀江氏は6月2日に、新刊本『東京改造計画』(幻冬舎)の発売を予定している。本書の内容は「コロナ時代の新しい首都のカタチ」として経済、教育・社会保障、新型コロナウイルス対策、都政などへ提言を行うもの。本当に出馬を行うならば、本書が実質的なマニフェストとも言えるだろう。ネット上では「ホリエモン、本当に出たら面白いな」「何かすべてが計算通りなんだろうけど、スケールが違う」といった称賛の声が集まっている。ただ、当の堀江氏のツイッターは沈黙したままで、21日午前8時現在までこうした反応をリツイートするに留まっている。報道を明確に否定する動きもないことから、やはり出馬可能性はあるのかもしれない。
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さらに、実際に堀江氏が出馬した場合には、支援に回ると見られるN国ことNHKから国民を守る党の立花孝志代表も、出馬可能性のニュースを受けて、19日に「ホリエモンが東京都知事になるかも?」とツイートしている。これは実質的な「匂わせ」とも取れそうだ。
今回の東京都知事選は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大規模なものにはらないと予想されている。自民党は、独自候補を立てず現職の小池百合子知事を支援に回る見込みだ。一方の野党も、いつもならば擁立されるはずの統一候補の名前が挙がってこない。無風選挙が予想される中で、ホリエモンの出馬となれば大きな反響を呼ぶことは間違いない。さらに、一部報道で堀江氏は、ネットを駆使した選挙活動を想定しているという。コロナ時代にふさわしい戦い方であるのは確かであり、新しい選挙に注目が集まりそうだ。
記事内の引用について
立花孝志氏のツイッターより https://twitter.com/tachibanat