堀江氏は同日のツイッターで「コロナで困っている飲食店ができる対策について説明します」と告知。自身がプロデュースする飲食店が行っている、新型コロナウイルス対策について紹介した。ここでいう対策は、経営をどう存続させるかという点である。その対策が、具体的かつわかりやすいと話題だ。堀江氏は3つある飲食店を1つに集約し、そこで利益を出すように努めているようだ。
堀江氏はまず家賃の減免(値下げ)交渉を呼びかけた。「(大家さんは)営業停止して家賃が払えない、滞納といったリクスを考えたら、減免してでもちゃんと払ってくれるリスクを選ぶと思う」と説明し、「ハードな交渉をして家賃を負けてくれなかったところも、負けてくれる可能性がある」と語った。これには、ネット上では「家賃交渉は大事だよな。すぐやれるし」「ここは意外と見落としがちなところだな」といった声が聞かれた。
さらに、飲食店の場合、営業時間の短縮などでお弁当販売等、別の路線に活路を見出す場合には「通販をやると違法になる可能性があるので、最寄りの保健所に相談しましょう」「安売りはしない。無理に値下げをすると労力だけがかかる」と説明した。
何より経営の鉄則として、「キャッシュ(現金)が大事。キャッシュがなくなるとすべての営業が停止してしまう」とポイントを解説。これは基本的なポイントではあるが、見落としがちであり、長く経営に携わってきた堀江氏ゆえの視点とも言えるだろう。
ネット上では「今日のホリエモンはなんだか優しく見える」「ポジティブさはやっぱり大事だと思う」といった声が聞かれた。今、何をすべきかが明確に示された有意義な動画であったと言えそうだ。
記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp