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【雅道のサブカル見聞録】初音ミク 紅白歌合戦にゲストで出演の可能性も?

 大晦日恒例のイベント、NHK紅白歌合戦。今回はSKE48、ももいろクローバーZなど、発表前から紅白出場がウワサされていたアイドルがめでたく初出場。あとは放送を待つのみとなった。ただ、音声合成ソフトでありながら、数々の歌が発表され、最近は透過スクリーンを使って、日本国内だけではなく、アメリカや台湾でもライブを行ったボーカロイド“初音ミク”は、なぜ出場しないのかと一部で話題になっている。

 初音ミクは今年、バーチャルアイドルとしては史上初のオリコンアルバム週間ランキング首位を獲得するなど、話題性、実績からみれば紅白出場資格は十分にあるはずなのだが、さすがに人間ではない非実在アイドルという点で紅白に出すのは無理だったのだろうか? だが、まだ諦めるのは、まだ早い。紅白歌合戦には「特別ゲスト枠」というものがあるからだ。

 テレビ業界関係者にゲスト出演の可能性について聞いたところ、「初出場の出演者も多く、新しい紅白を意識しているので、もしかしたら…」との回答が返ってきた。実はNHKと初音ミクの関係は深く、どのテレビ局よりも早く注目し、『Rの法則』では初音ミク特集をすでに4回も放送している。今年の大河ドラマ『平清盛』では、オープニング曲の作曲者が、「遊びをせんとや生まれけむ」の歌の部分を初音ミクに歌わせる計画あったことを明かしていおり、とにかくNHKに関わる話題が多い。そんな事情もあって、サプライズ枠として登場するのではと期待せずにはいられない。

 初音ミクファンの人達は、“もしかしたら…”あるかもしれない歴史的な場面に遭遇するために、今年の紅白には注目した方がいいかも!?(斎藤雅道)

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