松井はこの日、劇中キャラクターのミス・ペレグリンのコスチュームで登場。孤独な少年が英ケルン島を訪問し、そこで出会った奇妙な子供たちとの交流を描いた本作について「見終わった後も自分がすごく興奮状態。興奮が落ち着いた後も印象に残るシーンがありすぎて…。すごくよかったです。わくわくどきどき楽しめました」と絶賛。バートン監督も松井や双子姉妹を前に「あまりにも素敵。ぜひ日本版を撮りたいと思うくらい」と思わず頬を緩ませた。
バートン監督は大の日本通としても有名。「本当は日本に来て撮影をしたいという気持ちもあったんです。でも予算が足りなくて」と本作について触れ、「大好きな日本への思いも込めて、映画の中に日本的な要素も盛り込んであります」と劇中さりげなく登場する一万円札のシーンなどを紹介。「僕の大切な作品が特別な国、日本で公開されるのは嬉しい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)