「オデッセイ」は週末2日間で19万0575人を動員、興収2億8487万7800円を記録。ここ半年に公開された作品で、3週連続1位を記録したのは「スター・ウォーズ フォースの覚醒」、「ジュラシック・ワールド」、そして「オデッセイ」のみ。累計では154万人を動員、興収22億円を突破。28日(現地時間)にアカデミー賞授賞式が行われるが、主要部門で受賞となればさらに数字を伸ばしそうだ。
2位は「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」で、週末2日間で15万6083人を動員、興収2億0104万8200円を記録。累計動員は280万人を超え、最終興収は40億円超えが見込めるヒット作となった。
3位は初登場作でキアヌ・リーブスが主演し、91年公開の「ハートブルー」のリメイク版でエクストリームスポーツのトップアスリートたちによるリアルなアクションが話題の「X-ミッション」。全国538スクリーンで公開され、オープニング2日間で10万7058人を動員、興収1億4417万4400円をあげた。
「『信長』はそろそろ勢いが落ちてきてもおかしくはないが、口コミやSNSでの評判が良く、客足がなかなか落ちない。今年の邦画のラインアップを見渡して、40億に届きそうな作品はそれほど数が多くないので、今年のナンバー1ヒット作になる可能性も高い」(映画ライター)
27日はビートたけし主演作「女が眠る時」、いずれも人気コミックを映画化した「黒崎くんの言いなりになんてならない」、「珍遊記」などが公開される。