◎ラウンドワールド
○トーセンパワフル
△コディーノ
前哨戦の位置付けとなるコスモス賞を制したラウンドワールドと新馬戦で同馬に土を付けたトーセンパワフル、札幌デビュー組の中では素質的に最も奥行きを感じさせるコディーノの3頭が有力候補だろう。ラウンドの最終追い切りは、正直なところ脚捌きに素軽さは感じられなかったが、ダートが苦手なことを分かっていながら「あえて」のダートコース追い。陣営に自信がなければできない選択だろう。「これで十分。前回以上に自信を持っていける」騎乗した岩田騎手のコメントを素直に信じたい。ダービー馬ロジユニヴァースの全弟トーセンパワフルも魅力十分。早くから「大きなところを狙える」と見込んでおり、兄と同じようなローテーションで兄弟Vを狙っている。新馬勝ち後も、無駄にテンションが高くならず、予定どおりに調整が進み体調面は文句なし。雪辱を狙うラウンドと一騎打ちの可能性もある。この両馬を軸に馬券を組み立てるのが的中への近道だ。
【馬連】(6)-(11)
【3連単】フォーメーション(6)(11)→(6)(11)→(1)(3)(7)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。