同番組の今回のテーマは「私たちは内向きですか? 若者たちは今」というもの。その番組の中で、「自分の将来よりも日本の将来の方が心配」とのアンケートの回答について高橋は、「私自身もお仕事をさせて頂いていますけれども、将来の不安というのはありますね。自分が50代、60代になった時にどういうふうに日本がなっているのか、戦争が起きていないだろうか、年金をもらえるのだろうか、という不安はやっぱりあります」と答えた。
さらに、「今の世代の子たちは、自分の言葉にするのがすごく苦手な子たちが多い」と持論を語り、「メールだとすごくきちんとした考えを持っているんですけど、リアルになってみると、“何を考えているの? 手を挙げて言ってみて”とみんな手を挙げないんですよ。誰か言ってくれることを待っている状態になっているんです」と分析。ただ、「個々には熱い気持ちを持っている子も多い」とも。
また、高橋は、「私自身、アイドル活動をしているんですけど、何が人の為になっているのか解らない時期が正直あった」と振り返るも、東日本大震災の被災地の支援活動をAKB48グループとして行っている中で、「その時に“ありがとう”“みんなみたいな若い子たちが来てくれると活気づくよ”という言葉があったからこそ、アイドルという活動は誰かのためになっているという自信につながりました。誰かが認めてくれるというのはうれしい」と語った。