この日は、皮革製品の魅力の普及を推進する皮革親善大使に石田が任命された。伊藤と剛力がベストレザーニストを受賞。石田は、「愛の伝道師ならぬ、革の伝道師を務めてまいりたいと思います」と意気込みを述べ、数日後に迎えるという妻・東尾理子の出産には「立ち会う予定」と明かした。生まれてくる赤ちゃんの最初の靴として、革靴を「裸足で履かせます」とうれしそう。ただ、「おじいちゃん(=東尾修氏)」から、「『お前バカじゃないか』と…」言われそうと苦笑いを見せる場面も。
革ジャン姿で登場した剛力は、「見慣れない方もいるかもしれませんが、レザーは私服でも大好きです」とにっこり。革ジャンをドレッシーなワンピースと合わせ、「女性らしさとかわいらしさ」を同時に演出したとポイントを紹介。「レザーをどんどん着て、新たな剛力彩芽を見せられたらと思います」と笑顔を見せた。
「ベストレザーニスト」は初受賞という伊藤は、黒のライダース・ジャケットで登場。マイクを持つと、「すごくうれしいです。自分は19年前にこのクエストホールでジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリをいただいて、それで芸能界に入って、今日、こういったすばらしい賞を受賞するためにここに来れて、何か不思議な感じがします。そのとき、コンテストに着ていた革ジャンが、この革ジャンなんです」と口にした。すると、会場から、“すごい!”“かっこいい!”のため息が。しかし、すぐに「うそです。失礼しました」と明かされ、会場は爆笑半分、がっくり半分という雰囲気。伊藤は、ライダースにスラックスを合わせたコーディネートを紹介する場面で、「さっき、へんなうそをついちゃって、すみません」とポロリ。
イベントでは、205点の応募作品の中から選ばれた「Japan Leather Award 2012」の表彰授与式も行われた。紳士靴部門、WEB投票特別賞、グランプリらが発表され、受賞者へ表彰状とトロフィーが贈られた。「レザーグッズ プレゼント キャンペーン」では、グランプリと準グランプリの受賞者らがステージにあがり、受賞コメントの中で、伊藤の熱烈なファンであることが語られると、プレゼンターとして控えていた伊藤が、コメントをした女性を抱き締めて、受賞を祝福した。(竹内みちまろ)