マッチングアプリ運営会社で働く桐山椿(小池徹平)がある日、親の借金1億円を肩代わりしてもらう代わりに、会社の社長・花園桜(水野美紀)と結婚することを強要されるというストーリーが描かれている本作。椿はいったん交際相手だった空野杏(松本まりか)と別れたものの、桜に隠れて交際する道を選ぶ。そんな中、それに気づいた桜がとんでもない行動を取り始め――という展開となっている。
17年に放送されていた『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)の続編に当たる本作。『奪い愛、冬』も衝撃的な展開や印象的なセリフで人気を博していたが、本作もあるトンデモ展開で視聴者の度肝を抜いたという。
「椿(小池)に執着しているように見えた桜(水野)ですが、実は以前、桜(水野)と杏(松本)が付き合っており、椿(小池)に杏(松本)を取られたと思った桜(水野)が、1億円で椿(小池)を買収しようとしていたというのが、この歪んだ結婚の真相だということが明らかになりました。しかし、まだ杏(松本)を諦めきれない桜(水野)は、2人の思い出の海で杏(松本)を巡って椿(小池)と格闘。杏(松本)が浜辺で転がりながら泣き叫ぶ中、椿(小池)が桜(水野)を海に向かって放り投げるシーンも。その後、桜(水野)が『あー! ちょっと、もう!』と絶叫する中、杏(松本)と椿(小池)がキスをしていましたが、視聴者からは、『笑いすぎてお腹痛い!』『前よりコメディ要素強くて本当に笑える』『役者が笑わずに演じてるところが本当にすごい』という声が殺到。まさかのGL(ガールズラブ)展開に『百合展開は意外過ぎる』という驚きの声も聞かれましたが、ぶっ飛んだ展開に対する称賛が多くを占めていました」(芸能ライター)
また、視聴者を喜ばせる小ネタも効いていたという。
「第5話では、これまで椿と杏を見守り、2人の逃げ場も用意してくれた後輩の姜倫求(テジュ)が、桜に迫られて両手を縛られ、乳首を掃除機で吸われるとあっさり居場所を白状。そのSMプレイをしていた場所は、ネット上で『例のプール』と言われている、アダルトビデオなどでよく使われるプールでした。こうした小ネタにもネットからは『地上波じゃないからやりたい放題(笑)』『例のプールでSMとかやりたい放題だな!』という声が聞かれました」(同)
ネットドラマではあるものの、あまりにも強いコメディ要素に「確実に前作超えてる」「冬バージョンよりこっちの方が面白い!」といった声も集まっている本作。予想できないトンデモ展開に多くの視聴者が夢中になっているようだ。