その名は修平とのーちゃんからなる、ちゃらん婆(ちゃらんば)であり、チャラ歴1年8か月のEXITに対し、ちゃらん婆は14年と筋金入りだった。修平が「『M-1グランプリ』のエントリー日に江ノ島でナンパしていた」とエピソードトークを話すも、スムーズに話せず、MCのフットボールアワーの後藤輝基から「内容まだデキ切ってない」とダメ出しをされ、笑いを誘っていた。のーちゃんは、カラテカの矢部太郎にお世話になっており、『大家さんと僕』(新潮社)にも登場し、大家さんのおばあさんにも気に入られているようで、小島瑠璃子も驚きの様子だった。見た目に比して優しいのも、キャラもEXITと同様であろう。
EXITの兼近大樹は、先輩芸人である「ちゃらん婆さんのネタを見て、このキャラ本気でやったらいける」と思い、相方となるりんたろー。を誘ったという。修平は「瞬殺で抜かれました」と話し、笑いを誘っていた。これには、ネット上では「EXIT、元ネタちゃんと紹介するのもいいヤツだな」「これ、あとでパクリとか言われないようにするためかね」といった声が聞かれた。
EXITは見た目に比して、実はチャラくないイイ人キャラが受けている。特に、兼近は『24時間テレビ:愛は地球を救う』(日本テレビ系)において、実質的なやらせと言える過剰演出に不満を表明し、話題となっていた。また、5日発売の『週刊文春』(文芸春秋)で「少女売春あっせんで逮捕」された過去についての報道が出る。それに先駆け4日にニュースサイト『文春オンライン』にて兼近のインタビューも掲載されており、また大きな話題となりそうだ。
この日の放送では、Mr.シャチホコが架空番組「ホッコにおまかせ」として、パネルめくりで芸人を紹介していった。ちゃらん婆がサングラス姿なのに対し、「写真撮る時はサングラス外さないと」とシャチホコ扮する和田アキ子が苦言を呈すと、勝俣州和が「誰に怒ったんですっけ?」と振り、シャチホコが「X-JAPANのYOSHIKIです」と話し、会場は爆笑に包まれていた。ネット上では「このネタって解禁されたんだっけ?」「サングラスにツッコミ入れるのは鋭い」といった声が聞かれた。
EXITの元ネタ芸人のブレークにも期待したいところだ。