さて、本命は◎ジョーカプチーノ。
前走のNHKマイルCはハイペースの2番手から抜け出し、芝1600メートル1分32秒4のレースレコードで快勝。「折り合いだけは十分に気を使った」という藤岡康騎手。ムキになって前を追いかけることなく、スムーズに運べたあたり、気性面の成長を感じた一戦でもありました。それにしてもラスト1Fで先頭に立ち、そこから力強く後続を引き離し2馬身差の完勝。前半800メートル通過45秒5の厳しい流れを後半800メートル46秒9でまとめた実力は半端ではありません。
距離は一気に延びますが、父は菊花賞馬のマンハッタンカフェ。むしろ、タフなレースは望むところです。どこからでも脚を使える強みもありますし、今の東京はやはり前が残る馬場ですから、先行力も味方になりそう。勢いに乗って変則2冠を達成します。