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文科系忍者記者ドラゴンの道「パワースポットの言い伝え」 〜川原神社〜

 愛知県名古屋市にある川原神社は古い歴史を持つ。

 第六十代・醍醐天皇の御代の記録によると延喜式神名帳に記載されてるため、おそらく1000年前後の歴史はあるとのことだ。
 土を司る埴山姫神(はにやまひめのかみ)、天(火)を司どる日神(ひのかみ)、天(火)を司どる罔象女神(みつはのめのかみ)が祀られてる。神社の付近は、車が頻繁に往来する通りで、江戸時代前後は姫街道と呼ばれた。姫街道というのは、女性が関所、難所を避けて通りやすい道のことを指す(諸説あり)
 川原神社に詳しい者に聞いた言い伝えでは、その昔 姫街道を通るために殿さまに随行した家来が神社の弁天池を見つけ、深夜 神社に忍びこみ、池から魚を釣ったそうだ。魚を釣った家来は嬉しそうに家に持ち帰った。そして食べようとした瞬間…魚が蛇に変わってしまったのである。
 その家来の結末までは伝わってはいないとのこと。

 前出の者によると、弁天池は弁才天という、「水」や「蛇」に関係する神様が祀られてるのでその祟りではないだろうかと話す。
 元々、魚だったのを蛇と思わされたのか、神罰や祟りをかけられて魚から蛇に変わったのかまではわからない。

 もう一つのエピソードもやはり、弁天池にまつわる言い伝えだ。
 ある日、弁天池で魚を釣った者がいた。釣りを終え、家に帰ろうとして出口に向かったが、どんなに歩いても神社の外に出ることは出来なかった。祟りだと気付いた為、魚を池に戻したところ、神社から無事に外に出て家に帰ることが出来たとのこと。川原神社の言い伝えはこの二つだけだ。

 現在は亀と、日本一の大きさを誇るスッポンが生息する弁天池。そこには今も不思議が眠っている。

※川原神社
愛知県名古屋市昭和区川名本町4-4
地下鉄「かわな駅」より徒歩5分

文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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