なかでも物議を醸したのが公開プロポーズだ。「有吉生反省会」のなかで、宮地真緒の前に14年間交際中という一般男性がスタジオに登場。「待たせてしまった」などと言いながら結婚指輪を取り出し、「結婚しましょう」と求婚する。
宮地は「します」と同意し、泣きながら2人が抱き合う様子が放送されることに。
また、タレントの片岡安祐美も、MC中被り物のなかから突然姿を現した元横浜DeNAベイスターズの小林公太からサプライズ公開プロポーズを受け、武道館で号泣しながら受け入れる。
今年は24時間テレビのサブタイトルが「告白〜勇気を持って伝えよう」となっており、それにちなんで公開プロポーズの乱発となったようだが、視聴者の反応は厳しく、「24時間テレビでやることか」「番組に合わせてプロポーズさせたのか」などと批判の声が。
さらに「有吉生反省会」では、グラビアアイドルが熱湯風呂に入ったほか、指原莉乃が葉加瀬マイの巨乳を揉みしだくシーンも放送。
一部には喜ぶ男性もいたものの、「チャリティを謳った24時間テレビでやることではない」「低俗なバラエティに募金したくない」と厳しい声が出た。
「公開プロポーズの乱発はマンネリ打破を狙ったものでしょうが、結婚は人の人生を左右するもので、裏で『番組のためにプロポーズしてくれませんか?』と打診しているのでしょう。人の感情を利用して視聴率を獲得するのは疑問で、地球を救うとは思えない。グラビアアイドルが熱湯風呂に入っている姿を見て女性はどう思うか。低俗の一言ですよ。そんなことをするなら24時間テレビの経費を恵まれない人に募金したほうがよっぽどマシ。視聴率優先でそもそものコンセプトを忘れているのでは。そもそも視聴率が欲しいのなら『笑点』『鉄腕DASH』『イッテQ』のコラボでお釣りが来るくらいとれるはずです」(芸能ライター)
番組の存在を見直す時期に来ているのかもしれない。