事件は、東京都池袋の繁華街で暴走した車に、歩行者が次々とはねられ、女性1名が死亡。7人が重軽傷を負った。危険運転致死傷容疑で逮捕された名倉佳司容疑者は、警察の取り調べに対し「脱法ハーブを吸って運転した」「運転途中から全く記憶がない」と供述している。同番組では、名倉容疑者がよだれを垂らしながら意識朦朧としている、事件発生時の映像が流された。
松本は「最悪なのは、あんだけ人に迷惑かけといて、己はちゃっかりシートベルトしてやがるんですよ」と容疑者に腹立たしさを感じていることを明かし、「ラリっとるくせに、自分の身の安全は守ろうとしてるっていう。なんじゃそらっていう話でね…」と憤慨した。
事件を受けて26日、古屋国家公安委員長が「脱法ハーブ」という名称の見直しを検討する考えを示した。同番組でも「脱法ハーブ」という名称がオシャレなイメージだという意見が上がり、厳しい表情を浮かべながら松本は「よだれ君」という名称を提案した。
ゲスト出演した泉谷しげるは徹底的に取り締まるべきと主張し、「こういうので犠牲になった人が気の毒だよ」と悔しがると、松本は「(シートベルト)せえへんで、頭バッチンなったらよかったんや」とフロントガラスに頭を突っ込むジェスチャーを交えて、激怒した。