だが、そんな祝福ムードを一変させたのが、木曜コメンテーターとして隔週出演している社会学者の古市憲寿氏だ。
三浦が30歳、桐谷が28歳という、晩婚化が進む日本では比較的若い年齢での結婚ということもあり、小倉智昭から「古市君、刺激受けたんじゃない?」と振られた彼は、「悪口も思いつかないぐらいお似合いのカップルではありますよね」といきなり毒舌を放った。
山崎夕貴アナから「わざわざ悪口……」、また小倉からも「悪口考えなくても」とたしなめられていた。だが、この後も古市氏はひるむことなく「いろいろ考えたんですけど何も思いつかなくて」と、あえて毒のあるコメントを探していたようだ。
「最近では、古市氏はファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長と女優・剛力彩芽との交際報道にあたり、同番組で『剛力さんに熱心なファンっているんですか?』『そんなに注目する価値ありますか?』とも発言。渦中の2人以上に物議をかもしました」(芸能ライター)
『ワイドナショー』(同系)のコメンテーターとしては最多出演している古市氏。過激な発言を繰り返し毎度のごとく炎上する彼が、どうしてそこまで重宝されるのか?
「彼は、毒にも薬にもならないコメンテーターの中では貴重な存在です。『ワイドナショー』では『そもそもプロレスって本気の戦いなんですか?』と言い放つなど、世間もうっすら思っている本音にズバッと切り込んでくれる。しかも社会の貧困化や政治に関する見識もある」(業界関係者)
今まで辛口のコメンテーターといえばテリー伊藤だったが、『スッキリ』(日本テレビ系)から『ビビット』(TBS系)に乗り換えて以来は、意外とおとなしい。これからは古市氏の時代か?