−−まずは追い切りの感想からお願いします。
鈴木伸師「前の2頭を追いかけ、終い一杯にやったが、時計、動きともに申し分なかった」
−−前走のぺルセウスSの時と比較してください。
鈴木伸師「前走は休み明けでまだ体に余裕があった。でも、1度使ってお腹が細く見えるぐらい締まってきた」
−−その前走は惜しくも2着でした。
鈴木伸師「(勝ち馬の)バンブーエールは走ると警戒していたんだ。直後にJBCスプリントを逃げ切ったぐらいだしね。でも、負けたとはいえ、ウチのも2番手できつい競馬を強いられた。それで0秒4差なら内容は評価していいと思う」
−−3歳馬といえば、成長の度合も気になるところです。ひと夏越してどのあたりが変わってきましたか?
鈴木伸師「一番大きく変わったのは、左トモに力がついたことでしょう。春は右回りはコーナーで外に膨れ、左回りは内にササッていた。でも、格段にパワーアップしたことで、その不安は解消された」
−−相手関係はどうみていますか?
鈴木伸師「一番強い馬はカネヒキリだと思うが、2年4カ月のブランクは割引でしょう。それなら、夏を境に力をつけている3歳馬、GIを勝っているサンライズバッカスが怖い。とりわけ、3歳世代はレベルが高い。その中で、ユビキタスも強い部類に入るんじゃないかな。勝って競馬を盛り上げたいね(笑)」
−−最後に意気込みをお願いします。
鈴木伸師「競馬が上手な馬で、現時点で課題はないですね。目標のJCダートに向けて賞金を加算し、弾みをつけたい。応援してください」