この映画の最大の見どころは、やはり濡れ場。年下の男を誘惑する生々しい演技は圧巻だ。
たとえば。
黒木の艶熟肢体にゆっくり手を這わせて愛撫する男。そして、首筋に男の舌が執拗に這いまわり、思わずわななく黒木の痴態。さぞあちこちで浮名を流したであろう手練手管に、黒木の肉体が溶けてゆくさまが手にとれるようで、思わず生唾がでる艶っぽさの豊志賀を新吉はきつく抱き締め、熱い接吻を繰り返す。久々に味わう若いオスの臭いに、熟女の肉体はもう歯止めがきかない…。
むき出しになった黒木の白い太ももが露わになり、やがて2人は倒れこむ。耳たぶを強く噛まれた黒木が「ああッ!」とのけぞるシーンがエロい。さらに、裾が捲り上げられ、剥き出しになった彼女の白磁の肌の太ももとふくらはぎが、なんとも眩しい。