「図書館戦争−」は週末2日間で13万0351人を動員、興収1億7381万9400円を記録し、累計興収は8億5000万円を突破した。ただし、スタート2日間の成績は最終興収17.2億円の前作を超えたが、前作は9日間で興収9億5000万円超。勢いが2週目にしてダウンしてしまった。
「主要キャストのスケジュールが合わず、今後はプロモーション活動を行うことができないので、勢いを盛り返すのはかなり難しい。最終興収は15億円に届くかも微妙」(映画業界関係者)
2位は前週の3位から1ランクアップした、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが共演した「マイ・インターン」。週末2日間で10万6352人を動員、興収1億5190万6300円をあげた。累計興収は間もなく6億円に達する。
前週2位からワンランクダウンした3位は、佐藤健と神木隆之介がW主演のた「バクマン。」。週末2日間で10万3271人を動員、興収1億3768万0800円をあげ、16日間で興収10億円を突破した。
4位は前週と変わらず、桐谷美玲主演の「ヒロイン失格」で累計興収は20億円を突破するヒット作となった。
新作で唯一ランクインしたのは、5位のキアヌ・リーブスがアクション・スターとしての本領を発揮した「ジョン・ウィック」。全国169スクリーンで公開され、オープニング2日間で5万4639人を動員、興収7855万9100円をあげた。
「以前ならばキアヌクラスの作品ならもっと大規模で公開していたが、このところ、洋画が不調なため、少ないスクリーン数になった」(映画ライター)
24日は三谷幸喜監督作品で、SMAPの香取慎吾主演の「ギャラクシー街道」、人気絶頂の「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」のパフォーマー・ELLYの映画初主演作「TRASH トラッシュ」などが公開される。