第2話は、英治(塚本高史)らが桑野(阿部寛)のプロフィールを勝手に婚活アプリに登録してしまうというストーリー。桑野は「暇人の遊び」と一蹴するも、実は婚活アプリが気になり、操作をするうちにヨガインストラクターの女性と会うという話になり――という展開が描かれた。
06年に放送された前作の『まだ結婚できない男』(同)は、今でも話題になるほどの人気作だったが、本作の評判は実はイマイチ。作品ファンからは「世界観が壊れるから見ない」といった宣言も聞かれているという。
「前作では桑野が偏屈な独り身という部分が強調され描かれていた一方、本作では独身イジリがより強調された演出になっています。今話でも英治らが勝手に婚活アプリに登録し、桑野が女性と会うと知ると、英治らは面白がってこっそりと待ち合わせ現場で桑野を盗み見。まるで、独身男性の婚活を職場の人間が揶揄しているような構図になっており、『これは独身イジリじゃなくていじめになってるじゃん』『結婚してないことや中年の独身が異性と会うことをバカにしてる感じが不快』といった厳しい声が寄せられてしまいました」(ドラマライター)
さらに、前話では他人の離婚調停トラブルに巻き込まれ、今話では待ち合わせ中、“お見合いに来た女性を勘違いさせ、外に連れ出す事件”の容疑者の人相と似ているという理由で警察に無理矢理連行させられてしまうなど、踏んだり蹴ったりな展開が続いている本作。とはいえ、次週からは隣人の戸波(深川麻衣)がパグを飼い始めるという展開に。前作でもみちる(国仲涼子)がパグの「ケン」を飼っており、独特の距離感が反響を集めていたことから、桑野とパグの交流に期待する声も集まっている。次週はパグ効果で視聴率アップとなるだろうか――。