本作はキリエ氏による同名漫画が原作の実写化作品だ。ストーリーは、手を重ねた人の“最期の姿”が視えるという特殊な能力を持つ救急救命士・花巻みこと(福士蒼汰)と、余命一年の義姉・沙羅(菜々緒)のラブストーリーとなっている。みことの義兄の廉を桐谷健太、義弟の藍を横浜流星が演じる。
キャスト発表時点、主演の福士に対し、「演技が棒過ぎるから主役変えて」「横浜流星が主演でいい」と非難の声が挙がっていた。しかし、原作ファンからは特にヒロイン役の菜々緒に対しての不満の声が挙がっている。
SNSでは「天真爛漫な沙羅が菜々緒?イメージ違いすぎる。原作の年齢と全然違うし」「強面なイメージ変えたいのはわかるけど、今までの女王様キャラが強すぎて違和感しかない」「菜々緒ってイケメン大好きのイメージだからな…。福士蒼汰と横浜流星が食われそうで心配」という声が集まっている。
菜々緒と言えば、2014年放送の沢尻エリカ主演のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)で、「悪女」と呼ばれる腹黒の編集部員、川島レミ絵を演じ、「女王様キャラ」としてブレイクした。その後、2015年放送の松坂桃李主演の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)では、サイコパスな殺人鬼・橘カラを熱演。2018年放送の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)では、主人公の人事コンサルタント・椿眞子を演じ、冷酷な表情や回し蹴りといったクセの強いキャラクターが話題となった。
「サバサバしててカッコいい」と人気を集めていた彼女だが、過去には数々のスキャンダルが発覚している。2011年にはT.M.Revolutionの西川貴教との熱愛が報道され、2013年には人気モデルのJOYとの熱愛が報じられた。さらに、2015年には人気若手俳優の間宮祥太朗とのお泊りデートが発覚するなど、イケメンたちとのスキャンダルが絶えなかった。
極め付けは2018年、人気若手俳優の菅田将暉とのお泊りデートの報道だ。今や俳優としても歌手としても支持が高い菅田とのスキャンダルには、双方のファンが「菜々緒が面食いすぎて引く」「付き合っててもいいけど、いくら何でも報道されすぎ。詰めが甘い。付き合うならうまく隠して」と厳しく非難した。
「ドラマでは、ヒロインの沙羅は27歳の設定で、天真爛漫で小動物的な可愛らしいイメージです。一方で、菜々緒は30歳でこれまでの『女王様キャラ』がすでに定着してしまっているため、イメージとかけ離れています。
彼女自身はポスターの撮影や番宣に向けて前髪を作ったり、やわらかいメイクにしたりして、今までのキャラクターとの差を付けようとしています。女優として幅広い役ができるよう、今までのイメージと違う役を演じさせるという事務所の配慮だったのでしょうが、『やっぱり前髪なしのクールな方が似合っている』『個性なくなった』とあまり評価は良くない様子。イケメンたちとのスキャンダルも相まって、不満の声が多いのが現状です」(ドラマライター)
果たして、菜々緒はこれまでのイメージを覆す演技ができるのだろうか。また、今回も出演キャストとのスキャンダルが発覚してしまうのだろうか。今後の放送情報に期待したい。