山田涼介主演「カインとアベル」 月9最低視聴率でも“慌てないフジ制作陣”

　17日にスタートしたフジテレビの月9新ドラマ「カインとアベル」。Hey! Say! JUMPの山田涼介が月9初主演を務めるということで、開始前から注目を浴びていたが、第一話の関東地区での平均視聴率は8.8%を記録。これまでの月9ドラマの中で、初回最低視聴率を記録してしまったが、同ドラマの制作陣は慌てていないという。

　山田が演じる主人公の高田優は会社社員という設定だったが、髪の色が金髪だったため、ネット上では「不自然」「金髪ってどうなの？」などと、不評の声が上がっていた。

　「まだ、一話ですから慌てることはないですし、フジテレビのドラマ制作陣はまだ慌てていないと思いますよ。3話ぐらいまでは平常運転で様子見。その後、変更があるようなら大幅な変更ではなく、微修正する。最初のコンセプトを覆すようなことはしないでしょう」(芸能関係者)

　ただ、ドラマにおいて初回で躓くと、二話以降、なかなか視聴率が上がらないという傾向も強い。

　「フジ側としては、視聴率もある程度考えていますが、山田を次世代のスターに育てるという考えもありますから、寛容な態度をとるでしょう。テレビ局と芸能界において考えるならば、最近では新しいスターが生まれておらず、マンネリ化していますから。それはドラマに限ったことではなく、バラエティでも同じで、業界全体で盛り上げていかなきゃいけない。それは、フジのみならずテレビ局の使命ですよね」(テレビ関係者)

　二話以降の山田の演技力、そして視聴率の変化を見守っていこう。