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ガンダム解体ショー徹底追跡

 お台場の地に降り立ったガンダムが17日までに、ほぼ完全に破壊された。期間限定の実物大ガンダム像の取り壊しが始まって以降、めったに見られないガンダムの“解体ショー”に連日、熱狂的なマニアが集結。大盛況のにぎわいだった。完全解体までをドキュメントで追った。

 ジオン軍からの集中砲火を浴びたかのように壊滅的な姿をさらすガンダム。「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」のシンボルとしてお台場・潮風公園に作られた全長18メートルの実物大ガンダムの解体ショーをマニアは固唾をのんで見守った。
 ガンダムとツーショット撮影する権利が約260万円で落札されたり、主人公アムロ・レイ姿の新郎が像の前で永遠の愛を誓ったりと、実物大ガンダムはこの夏を彩る一大イベントでもあった。
 そんなガンダムも役目を終え、ついに取り壊されることに。解体作業の始まった今月1日、潮風公園には平日にもかかわらず三脚持参のマニアが集まった。
 クレーンと命綱を頼りに巨大像に登るのは連邦軍のメカニックではなく、ニッカーボッカー姿の男たち。モーターショーやゲームショウのブース設営・解体も手掛ける、乃村工藝社(東京・港区)のとび職人だ。職人が無口なのは昔からだが、めったにない大仕事を前に男たちの顔がいつもより笑っているのは気のせいではないだろう。「連邦の白いヤツ」は彼らの手で着々と解体されていった。
 翌2日にはまずガンダムの“靴”が脱げた。5日には周囲にフェンスが張り巡らされる。最も盛り上がった9日には、頭部と左腕が取り外され、ファン垂涎の“ラストシューティング状態”がお披露目!

 続く10日には胸部もはぎ取られてゆき、クレーンに吊られたその姿ははまるでガンダムが首をつっているかのような異様な光景に。
 11日はまた別の楽しみがあった。もはや下半身だけで立つ姿となったガンダムは、下腹部のパーツが取り外されて、肝心の“ムスコ”が丸見え状態に。こっぱずかしい顔をした女性ファンの姿が印象的だった。
 作業は日を追うごとに進み、17日には、ガンダムの支柱とみられる2本の鉄柱が地面から突き出ているだけという異様な光景となった。解体完了とみていい。
 ガンダムの著作権を持つサンライズ(東京都杉並区)の広報担当者は、「今度どこに展示するのかは未定」という。ファンの1人は「解体後は静岡に移されるという説が有力です。全国のガンプラ(ガンダムのプラモデルの略称)をすべて製造している“ガンダム工場”こと『バンダイホビーセンター』に隠居するのではと言われてますね」と予測。実現すれば地方の大きな景気刺激策となるのは間違いなさそうだ。(関)

◎「ラスト・シューティング」とは
 アニメ「機動戦士ガンダム」の最終回で、追い込まれたガンダムが頭部と左腕を失いながらも仁王立ちとなり、上方を飛ぶジオングの頭部にビームライフルを発射して撃破するシーン。ファンの間では幾度となく語られる感動のシーンだ。

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