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ジャニーズの“圧力報道”が紅白に多大なる影響を与えそうなNHK

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画像はイメージです

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のテレビ出演を巡り民放各局に“圧力”をかけたとして先月、ジャニーズ事務所に公正取引委員会が注意していたと、NHKの報道を皮切りに各メディアが報じた。

 NHKといえば、毎年、紅白には5、6組のジャニーズタレントが出演し、白組の司会を務めるのもジャニーズ勢ばかり。さらに、嵐は、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務めるなど、ジャニーズとの関係は深い。

 「公取委のニュースは報道の部署の案件だったので、紅白を担当する部署の人間にとっては寝耳に水だったようです。担当者はさっそく、ジャニーズに“おうかがい”を立てていたそうです」(NHK関係者)

 発売中の「週刊現代」(講談社)によると、NHKの報道に対してジャニーズの上層部は怒り心頭。そのため、ジャニーズは紅白への自社タレントの出演を“撤回”させる動きがあるというのだ。

 「今年の目玉企画はジャニーズタレントが総出演してのジャニー喜多川さんの追悼企画と言われていた。放送すればそれなりに視聴率が取れることは確実。ところが、ジャニーズがタレントを出さない場合、その“穴埋め”をしなければならない。最近では売れても紅白に出たくない歌手やバンドが多いだけに、ジャニーズ勢の穴を埋めるのは至難の業だろう」(音楽業界関係者)

 いつの間にか紅白がジャニーズに“依存”していたことが災いし、自分たちのクビを締めることになってしまったようだが、NHKがどう対応するかが注目される。

 「おそらく、さらにジャニーズにすり寄って要求を全て受け入れるのでは」(同)

 紅白が“ジャニーズ祭り”になれば確実に年配の視聴者たちは他局を視聴することになりそうだ。

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